わ!
こんばんは!*1
こちらはAVCC12日目(12/12)の記事です!
ここ一年で恋人がたくさん死んだり*2*3、!マーク*4*5*6をよく使ったりする*7期のわかさぎです!
誰だよお前、ってなる人も多いと思うので自己紹介します!
/*
とりあえずつかみだけ書いておけば大丈夫なはずだからここからは仮組みで、おいておいて、期限直前に追記させれば大丈夫だよね.......
*/
納期は 12/12 22:40まででお願いします!ってわかさぎに言われたけど、わかさぎだし最悪それに遅れてもいいでしょ。。。。
自己紹介
(ここに自己紹介を入れる、一応脚注にこの間の僕がインタビューをうけた際のメモを入手しておいたので期限までにお願いします)*8
で、何を書こう
アドベントカレンダーを書く際に一番困ることってなんですか?*9内容決めですよね〜〜〜わかる。今何個かアイデアがあって、
僕は*10
あとがき
いかがでしたか?普段見れないわかさぎの脳内が少しわかったと思います!*11それではみなさん良いお年を!
/*
これ、追加であとがきの下に貼り付けお願いします
*/
追記(12/22)
みかんっていう公演に行ってきました!めっちゃ面白かったです!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.tumbleweed.jp/mikan
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
/*
ここまで
*/
脚注
*1:こんにちは!おはようございます!
*2:少なくとも5回
*3:もちろんマーダーミステリー内での話ですよ?
*4:。で文章が終わると怖くないですか。僕は怖いです。威圧感があるというか。なんか落ち着かない。ほら現にこの脚注怖いですよね。たとえば、深夜に進捗どうですか。みたいな通知がLINEとかslackで来てると怖いよね。
*5:昨日期限だったタスクどうなってますか。進捗あれば報告お願いします。
*6:アドベントカレンダーちゃんと書いてますか。早く書いてください。
*7:ラッキーっぽい
*8:
*9:何ですか→何だと思いますか?に修正
*10:ここにローカルにあるadvent.txtをコピペして挿入して
*11:下書きの内容に合わせて変更しておいて
*12:この脚注のところにみかんのビジュアルをいれておいてください!
パルスワンをながめて
は
じめまして、フスマと申します。海外のニュースサイトの日本語版みたいな見出しから失礼します。 AnotherVisionで謎解きを作ったり、ブログを書いたりしています。オンラインでクイズをやるのも好きです。
Twitter等で一番良く見かける形式の謎である、画像一枚で謎を出題する「一枚謎」。謎を一度でも作ってみた、もしくは作ろうとしてみた人なら、一枚謎のネタを見つけた!ってとき、ありますよね。
上の一枚謎を思いついたとします。 (答え:*1)頭の中には「土下座で地面に付く場所ってイメージしないと分かりづらいし、謎に向いてそう!」という発見をしています。(もしくは、スマホのメモ帳を見返していたら「土下座 接地面 非自明」という記述を見つけました)謎にしやすい感じの発見ですが、このアイデアから謎以外のものを作れないでしょうか?
作れます
作れます。というか、上の謎は実は謎以外の「とあるコンテンツ」を元ネタにしています。そのコンテンツとは……お笑い芸人のSAKURAIさん(画像参照)のネタです!
いや絶対違わない??????
すみません、テレビ番組のスクショ等はマズいだろうということでフリー素材で無理やり再現しました。本物は
↑こちらからご確認ください。
出典
SAKURAIさんのネタの構造は、だいたい以下のような感じです。
\ドッ/
初めてこのネタを見たときは腹がちぎれるくらいに笑いました。エンタの神様で「♪クイズ!これ何だ?」という終わってるタイトルを付けられていること以外はとても大好きなネタです。
そして、記事冒頭の一枚謎は、実はSAKURAIさんの他のネタである
を元にして作問していたのです。
先ほどの謎は、土下座をして床についた部分に書かれた文字を拾っていくと「と」「り」「し」「ま」「り」「や」「く」となり、答えは「取締役」。土下座モチーフということで半沢直樹要素も入れてみました。謎としては限定が甘い気がしていますが、15分くらいで作ったやつなのでどうかお目溢しください。
さて、大切なのは同じアイデアからまったく様子の違う2つのコンテンツが生み出せるということ。
先程作った一枚謎と本家のSAKURAIさんのネタ。面白さを生み出すポイントが(この謎が面白いかどうかは置いといて)全く別の部分にあるのはおわかりかと思います。
「土下座の接地面について」の全く同じ発見をしたとき、この一枚謎を作るもよし、お笑いのネタにしてエンタの神様に出すもよし…。ひとつのアイデアから何を作るのか?を変えるだけで、まるで別の作品を生み出すことができるのです。
知のプロセス
お笑いのネタに加え、謎やクイズ、ブログや音楽、小説、ゲームなどなど多様なコンテンツに通底する面白さの一つに、「わからなかったものが、わかるようになる」があります。(無論、ここで挙げたコンテンツにはそれ特有の面白さもたくさん入っていますが)
例えばSAKURAIさんのネタであれば、最後になんの括りか明かすまではよくわからない単語の羅列だったものが、突然野菜の生産量ランキング(6位~10位)だったことがわかって笑いが起こります。
二人で行う漫才でも、ボケの人が筋の通ってないことを言うだけでは笑いは起こらず、ツッコミの人が「ウェットティッシュの断面図!」などと突っ込むことでようやくせいやさんの動きに説明がついて面白くなります。
クイズや謎解きが楽しいのも、「これ何だ?」という不思議なものが、答えを提示されるか閃くかによって説明されることが大きく関与しているはずです。…ウェットティッシュの断面図??
これは僕の感覚ですが、特に「笑える」または「楽しい」という感情を生み出すコンテンツは種類を問わず、この構造を多分に含んでいると思っています。シュールとよばれる芸人さんのネタであっても、例えばDr.ハインリッヒがM-1準々決勝で披露した漫才は「意味のわからない挙動」→「動きの意味が説明される」のサイクルをずっと繰り返すのがベースになっています。
とりあえず、ある種のタイプの面白さは、既存の概念のどこか一部が隠されていることによって生じていると言ってよいでしょう。そして、情報のどの部分が隠されるか?は、そのコンテンツのフォーマットによってほとんど規定されていると思われます。
となれば、「このアイデア面白そう!」となったときに、まずは「これのどの部分を隠して、どんな種類のコンテンツにしようかな?」と考えることは、アイデアを自分が求めるベストな形で料理するためには大いに役立つはずです。
パルスワンをながめて
やっとタイトルを回収できました。ここ書いた後から記事タイトル変えよう!ってなったら困りますね。未来の自分がタイトルを「特急侍ガタン崎ゴトの助 イギリスへ ~ユーロスターで推して参るンゴねぇ~」に変えないように祈っておきます。
さて、パルスワンというポケモンがいます。かわいいですね。最近クリアしたポケモン剣盾では旅パの相棒として大活躍してくれました。
このパルスワンを見ていて、こんなことを思いました。
「パルスワンって犬なのに名前がスワンで終わるんだ、面白いな~」
一昨日このことに気づいた僕は、とりあえず名前に「スワン」が入るポケモンを調べてみたところ、名前に「スワン」が入るポケモンはパルスワンのほかに、白鳥をモチーフにした「スワンナ」しかいないことを確認しました。 この気付きをネタツイとしてTwitterに放流するよりは、一枚謎にしたほうが面白そうです。
とりあえずルーズリーフを広げて謎のアイデアを考えていたその時、 矢木に 電流走る――! これ、本当に謎として出すのがベストなのか?
僕がこのアイデアで一番おもしろいと思っているのは、「犬なのにスワン」だというところ。その部分が隠してあって、後から気付けるようになっているのが最善の見せ方です。 謎にするのなら、多分「パル???」「???ナ」という感じで文字を隠すことが必要になってきますが、文字が一部だけ見えたら結局ポケモンの名前を全探索するだけの作業。
せっかく名前が3文字もかぶっているのに、これを閃きに活かすのは難しそうです。頑張ればワンチャンありますが(犬だけに)、「パルスワン」を完全に隠したままで謎に起こすのは僕の力量ではできませんでした……。(誰か強い人がいたらこのネタで一枚謎作ってみてほしいです)
というわけで、形を変えてクイズにしてみました。
現在登場しているポケモンのうち、名前に「スワン」という言葉が入る2体とは、「しらとりポケモン」のスワンナと、「いぬポケモン」の何?
推敲もせず適当に書いたので問題の作りはきわめて雑ですが、概形はけっこういい感じ。「名前にスワンが入る」 という情報だけからパルスワンに辿り着くのは大変だろうということで、ポケモンの分類も盛り込んでいます。
こんなふうにポケモンの分類(いぬポケモン)から名前(パルスワン)を考えさせられるのはクイズという形式の強みですね。
問題を読んでいるときに『「スワン」が入る2体とは…』の部分では「白鳥のポケモンって2匹もいたっけ?」と疑問が生じます。そして、後半『いぬポケモンの』を聞いた、あるいは答えのパルスワンを思いついたときに「あーそういうことか!」と「スワン」から「ワン」へ視点が切り替わって疑問が解決され、面白さを生み出すことができました。「わからなかったものが、わかるようになる」を実現できていそうです。
クイズ以外にも、「ポケモンを知らない友人に勘だけで進化先を当ててもらった」みたいなブログ記事も書けそうですね。スワンナとパルスワン以外にも、ココロモリとハハコモリ、サッチムシとデンヂムシのように「お前ら別系統なのかよ!」みたいな組み合わせがけっこうあるので、その辺りの勘違いを見られれば面白くなりそうです。ただ僕にはポケモンを知らない友人なんていなかったのでしめやかに没になりました。
そんなこんなで、この気付きは謎や記事よりはクイズとして出すほうが向いてそうな題材だな、ということに気づけました。ここから裏取りや推敲を重ねれば、どこかで出せるクイズに昇華させられそうですね。結局クイズではなくAVCCの記事としてここに供養されることになったわけですが。
「これ謎に使えそう」から一旦止まってみる
僕はアウトプットに慣れている手段が謎とクイズと文章しかないので、身近な気付きの行き先がこの三択だとしましたが、人によって思いついたことをどんな形にできるか?は様々です。
たとえば絵であったり音楽であったり、舞台やラップや動画や小説、音MADなど、この世には本当に多種多様な表現方法があります。それらの表現方法ひとつひとつに強みや弱みがあり、作り手の向き不向きもあります。その中からアイデアと作り手である自分の組み合わせにベストマッチする表現手法を考えてみるのは、結構楽しい行為です。
特にこのブログを読んでいるような人はなにか思いついたら「これ謎にできそう!」と考える機会が多いと思いますが、それを取り敢えずで謎にしてみるのではなく、「どんな表現方法ならこのアイデアが一番輝くかな?」と考えてみると、何かを作るという体験がさらにハッピーなものになるんじゃないかなと思っています。
おまけ
SAKURAIさんのネタを題材にした謎解きを紹介しましたが、実はクイズにもなっています。面白いのでぜひご確認ください。
*1:取締役 解説は後述します
大学生の趣味としての作曲
こんにちは。5期のリセ(@rise_ek)といいます。以下去年と一昨年の。
制作秘話(?) - AnotherVision Countdown Calendar 2018
制作秘話?? - AnotherVision Countdown Calendar 2019
今年は何も作ってないので制作秘話じゃないです。
はじめに雑談しときます。実は12/9(昨日)は輝夜月3周年、ヰ世界情緒1周年というこの日に書かずしていつ書くんだ!!という日だったんですが、剣持刀也っていうVtuberの中で一番面白い(と思う)男が虚空集会とかいうイベント開いたせいでパスせざるを得ませんでした......*1
虚空集会はめっちゃ面白かったです。
以下本題
ここからは作曲を趣味にしたい大学生に向けて主に心構えを書きます。 そんな大学生の皆さんが半端な気持ちで入ってきて使いもしない無駄なソフトにお金をかけないようにするのが本ブログの目的です。
先に断っておきますが、このブログの結論は大学生が作曲を"趣味”でやるにはそれ相応の覚悟がいるという話です。基本的にはAnotherVisionの後輩を対象に書いているので、もし万が一「音楽で将来稼いでいきたい」と思っている方がいたら今すぐブラウザバックしてください。ついでに10時間勉強すると決めて内7時間以上勉強できる真面目な方もブラウザバックお願いします。それだけの努力才があれば作曲に限らず全てで成功すると思います。
ちなみに筆者は作曲The趣味レベルって感じです。下手くそです。香水が4536系のコードだと耳コピするまで気づきませんでした。僕のスタンスはあくまで僕の失敗を繰り返さないでねって感じであって、作曲上手くなりたいならこうしなよというスタンスではないです。そういうスタンスのものはyoutubeに腐る程あるので検索してみてください。
作曲に必要なもの
「ググってください。この程度ググれない人間は今すぐ作曲はやめた方が良いです。」みたいなこと言う人を何人か見たことありますがその通りだと思います。
以下DTM(デスクトップミュージック,PCでの作曲)を想定して書きますが、これにはdawと言われる史上最悪のソフトを使わなければいけません。
これは僕の使っているdaw「Cubase」のUIですが何もわかりません。ちなみに凡人だと3時間音すら出ません。巷ではdawの操作は砂漠を彷徨っているのと同じだと言われたりするので、作曲する上で最も大切な能力はやはりググる力だと私は思っています。
この話をすると「おすすめのdawってどれですか〜」という質問をしたくなると思いますが、趣味でやるくらいだったらどれもかわからないのでこれもググってください。好きなアーティストと同じものを使っておけば安全だと思います。
素人向け:作曲を始める人がまずやるべき心構え
人生設計を考える
皆さんの将来の夢は何でしょうか。大概ねぇよそんなもんって話かもしれませんが、大学4年間は時間がたっぷりある最後の貴重な期間なのでしっかりと考えておいた方が良いです。
私の例になりますが、おそらく大学四年間で2000~3000時間作曲に時間を割いています(内1000時間くらいVtuberの切り抜き見てそうだけど)。これに加えて謎解き制作をやっていたので当然のように成績は下がっていきました。僕の場合は目指してた学科がクソ点数低かったので平気でしたが、もしちゃんとした学科に行きたい、研究室にいきたいという方はそこら辺のバランスを見ながら作曲していかなければなりません。
作曲を始めてから考えるのでは手遅れになる場合もあると思うので、そこら辺は何を優先するのかを考えながらやっていきましょう。(そんな成績落ちることないでしょwwと思うかもしれませんが実際始めて見ると、公募の締め切りに間に合わせたいというモチベーションが生活の全てを破壊してきます。)
やるぞ!と覚悟を決める
お前アホなんか?と思われるかもしれないですが本気です。謎解きやデザインなどの触ってみればある程度の成果物が出てくるジャンルとは比べ物にならないくらい継続が困難です。*2原因は後述しますが周りで作曲を継続(毎月dawに触れている)できている人など3割程度なのではないでしょうか。一度は誰もができるようになってみたいと思う趣味かもしれませんがその離脱率は他の創作分野と比べても相当高いです。
dawも1,2万はしますし、読者がこれをドブに捨てることにならなければ良いなと思います。
勉強する
ごめんなさい。僕は勉強が出来てないから2,3000時間もやってこの程度の実力なんですね。僕みたいになりたくなければ勉強することをオススメします。あと作曲中に参考曲をyoutubeに聴きに行ってそのまま帰ってこなくなる現象にも注意が必要です。おかげさまで死ぬほどVtuberに詳しくなれました。(今はホロライブEN,IDとにじさんじKRがアツいので見てください、ぐら、オリー、moona、bora、yuyaあたり)
曲をしっかりと投稿する
DTMer*3あるあるですが、曲を表にも公募にも出さないくせに作曲してる顔だけするやつが少なからずいます。めちゃくちゃダサいのでやめた方がいいと僕は思います。もしかしたら超ストイックに良いものしか外には出さん!!っていう感じの本物なのかもしれませんが、そんな人間はこんなブログ読みません。多分あなたは違うので曲はしっかり投稿しましょう。
下手な曲でも出すことで一つ締め括れますし、そうしてるうちに上手くなっていくものなのではないでしょうか。*4
作曲始められた人向け:音楽を良くするために
音圧・空間
皆さん以下の曲を聴いてどう思われるでしょうか?
あーーーーゴミーーーーーーーーー
これは僕が初めて作った曲なんですが投稿した俺偉すぎるなと思いますね!偉い!!!(実際に作ったのは1年の夏、投稿したのは2年なってから。こういうの良くないのでやめましょう)
これは何でゴミなんでしょうか。
今聴いて思うのは思ったよりコードは普通(ぶっ壊れた進行はそんなにない)ですし、メロディもクソダサいけどやりたいことはわかります。特に16分に加速するところなんかは参考曲をしっかりと反映できててなかなか良いのではないでしょうか(ボカロで結構こういうのある)。
でも音圧が......空間が全く埋まってない......
簡単に言えば聞き応えが全くありません。
これが作曲をやめたくなる最大の原因だと思っています。思った以上に思い通りにはいきません。この曲は音楽ゲームの曲を参考に作ったのでしょうが、完成後に参考元と比べたら絶句するでしょう。やめたくもなるわ。
僕はこの期間が1年半くらい続きました。というか今ですら似たような現象に苛まれています。
↑これは去年作ったやつですが(さねすけとの合作です。音はほぼ僕が作ったので例に出します。)なんか足りないと思っています。理由は不明です。*5
↑これは今年のやつです。これの前半は僕には埋まってるように聴こえるんですよね。何が違うのかすらわかりません。(勉強すればわかるかもしれませんが)
こう書けば何となく察してくるかもしれませんが勘で僕はやっています。コンプレッサー、EQ、リミッター、ディストーションあたりをうまくかければ良くなることが結構あって、それに関する参考書は腐る程あるんですがそれ読んでも理想通りにはなりません。(読む価値は極めてあるので即効性はないですが必ず読んでください)
そもそも勉強したところで耳が良くなるまでは違いがわかりません。
ある程度は時間をかけなきゃいけないってことではないでしょうか。(もし特効薬のようなものを知っている方いらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。)
おまけ:音圧の上げ方
僕のよく使う手法はブレイクビーツを入れるってやつです。時々32分で絶対聴こえないようなハイハット入れてます。まぁなんか音圧出るで。知らんけど!!
あと困ったら8bit使ってみてください。あれは馬鹿みたいに圧があります。まじかる8bitで検索。*6
音楽理論
出たな音楽理論!わからん!!
僕は大学に入るまでマジで音楽に触れたことがない(小さい頃にもピアノやってない、高校音楽くらい)のでめっちゃ苦労してます。ピアノやってた方には全くわからないかもしれませんが一般人にはマジで音が聴こえません。
人によってはこれがわからないのに音楽の何を楽しんでるの?みたいな人もいるかもしれません。ごめんね......
僕は大してしていませんが、作曲をやるならほどほどは勉強した方が良いと思います。ただDTM初心者が音楽理論を勉強して「よっしゃ!色々わかったぞ!作ろう!!」って制作を始めると音圧面が足りなくなって無事嫌になると思うので、個人的には1年目に基礎、2,3年目に応用くらいで段階的に行うのがオススメです。
音楽理論を勉強して曲を楽しもう!
音楽理論を勉強すれば多少世界は変わります。その例を出してみたいと思います!
この曲のサビのメロディーはコードと並行に上がったり下がったりしています(ルート音に対して3rdの位置の音を一つ目の音がキープしています)。
そのおかげで少し陰った印象をずっと与え続けられるという感じな感じがします。そんな感じです。
ビルボードかなんかだと今年一流行った曲らしいですね。開始0秒から歌い始めたり、コードが鉄板エモコードだったり、ペラペラなピアノ*7だったりストリーミングで流行る要素満載の名曲だと思います。
この曲のサビの基本はまさに4536(F,G,Em,Am)なんですが、「僕の手を掴んでほら」の部分はF→E(全体が半音下がる進行)となっています。それに合わせて「僕の手を掴んでほら」の「ら」はソ#(Emはミソシ、Eはミソ#シなのでEmでなくEを使うことによって使用できる)というスケール外の音になっておりメロディーのキメのような役割を果たしているはずです。
とりあえずここら辺でやめておきます。僕ごときではわからないけどめっちゃ良さそうな曲は後で紹介します。*8
まとめ
こんな感じです。何にせよ全ては根性だと思います。
自分の思い通りにならなくても続ける、音大系のDTMerの方が圧倒的に強くても続ける、虚無になっても続けるのが大切です。
一応謎解きと比べておきますが、謎解きの方が5億倍ブルーオーシャン(相手が少ない)なので有名になりたいだけなら絶対謎解きを作ってください。僕は謎解きより作曲の方に時間使ってると思いますが、それでも謎解きでの方が圧倒的に偉そうな顔が出来ています。
オススメの曲(本編)
今更だけどAVCCどうせ誰も読んでないので好き放題書きます。
オレンジタイム
強い。「胸を打つマイビートはやくなった」ではやくなってサビに入り、サビの「ふわふわ」「そわそわ」の部分でスケール外の音を使って半音移動してるのヤバいなって。これが歌ものの醍醐味だと思います。かわいい。
全体的に流行りのささやき系ボイスで全てが噛み合ってるなと思いました。ヤバ。
話変わりますが歌のうまさってなかなか多様的だよなって思います。
こんな感じの「うっわ、うま」みたいな流行りの曲調に完全にマッチしたうまさもあれば、
こういう感じのtheかわいいって感じが最適になる例もあるなと感じます。
みんな馬鹿にしてた喉から声出す寝落ち配信してそうな男生主の歌声が最適な曲もあるかもしれないので「うわ、歌下手だねwww」とか迂闊に言わない方がいいなと思いました。(そんなこと言わないけど)
Fly to NEWWORLD
このキーボード音好き。最初のわかりやすい下降クリシェもあからさまに流行らせに来てる感じがあって好きですね。めっちゃかっこいい。
ミライアカリ見るとエモくなるんだよな。なんか知らんけど。
ぼくのしーくれっと
エグい。山本真央樹さんという方の曲なんですが僕にはわからないです。何かわからんけどかっこかわいいから好き。augが上手いんかな。知りません。
ジオラマドラマ
ヰ世界情緒っていうVtuber(?)のオリ曲です。昨日1周年でした。12/26に無料ライブやるそうです。絶対見るわ。マジで歌うますぎてビビる。samayuzameさんが曲を書いているんですがかなりヤバいです。何もわからん。かっこいいところはかっこよく崩壊するところは崩壊している(「崩れ落ちそう」でコードぶっとんでそうの好き)感じがいいですね。
物語のワルツ
これもヰ世界情緒とsamayuzameさんです。この曲がパッと面白いのは何もワルツじゃないんですよね。ヤバそう。
ちなみにヰ世界情緒とsamayuzameさんだと下の曲が一番聴きやすくかっこいいと思います。
Star!!
一番わからない。midi(楽譜みたいなもん)買ったのに何もわかりませんでした。しかもラスサビ前がもっとぶっ壊れててヤバい。
こんだけヤバくて何もわからないのにエモいんだよなぁ。マジで何なんだ。
Radio Happy
一番好きな曲と言われたらこれをあげると思います。
圧倒的に好き。曲自体はEDM文化から派生しているのに、それでも生音を編集している感じがヤバい。この曲のジャンルは?と言われるとわからないけど、ブレイクコアとかダブステップ、ドラムステップなどありとあらゆるEDMジャンルの根元にある何かをとてつもない角度から落とし込んできたなって感じました。エグすぎる。
Climax
これのベースエグすぎる。USAOヤバい。
雲と幽霊
これが好きな理由はRadio Happyに近いです。
n-bunaキッズなのでこれは外せない。めっちゃ好き。
『月を歩いている』と『夏草が邪魔をする』は外せないアルバム2本だと思っています。(n-bunaオタク的に)
0verf1ow
これ聴いた時Neruヤバいなと思いました。ジャンル問わず全て書きにかかる貪欲さが推せすぎるし、今後もっとヤバい曲出しそうな感じがめっちゃします。
これはシリーズの曲です。0verf1ow好きだったら是非。
Neruは『世界征服』→『マイネームイズラヴソング』→『CYNICISM』の順にアルバムが出てるんですが、1枚目はボカロック全盛期って感じ、2枚目は少し明るい曲も混ざりながら曲調に多様性が生まれ、3枚目で急にEDMに転向します。1,2枚目は当然として(ロストワンの号哭とかテロルの頃)3枚目以降のz'5*9名義の曲めっちゃいい
これがz'5名義の相当はじめの方のやつ*10なんですが今思えばEDMサウンドだ......!!って感じですね(当時何も思ってなかった)。話ズレますがこの絵はネバラン連載前の出水ぽすか先生の絵だそうです。すごい。
z'5名義入りの曲で好きなのはこの辺の曲でしょうか。この名義は最近使わなくなったようなのですが、Neru名義で出す曲がこっちに寄ってきてるのでそういうことだと思います。知らんけど。4枚目のアルバムが出ればなんかわかるかもしれません。
おわりに
こんな感じです。作曲してても耳が育ってなければ感想はこんなもんにしかなりません。もっと聴けてる人はもっともっと聴けてるんだと思います。もし今から作曲を始めようという方はぜひ耳を育てる努力をしてもらえればなと思います!
あとカンの鋭い方は「お前自分のフィールドの曲しか聞いてないやん」と思うかも知れませんが、その通りです......作曲やるならこういうのは良くないぞ......
おわりです。
*1:事前に書いて0時に投稿するなんて不可能なので
*2:当たり前ですがプロになるまでやるんだったらデザインは同じくらい大変です。イラレは成果物がdawより出やすいのでこう書いてるだけ。謎解きはサブカルなので演劇的なところに手を出さずに構成だけやるんだったらそこまで大変じゃないです。
*4:ちなみにAnotherVisionの人はあまり聴いてくれない(それはそう)のでメインの作曲活動は別垢でやるというのも選択肢だと思います。自分が伸びる上で何が最も適切かを考えていきましょう。広報活動が同人作曲の7割です。(むしろ誰か俺にやり方を教えてくれ。)
*5:リズム帯の音数が足りてないのかなぁ、あとメインの裏打ちベースが大きすぎて空間感を全て奪われてるイメージ??リードに頼りすぎてるかな、まじでわからん
*6:この曲はマジカル8bit使ってないですが似たようなものを使っています
*7:リリースカットピアノの話、EQとかで生音から遠くなってるこんな感じのピアノ
*8:ここで紹介した二曲も何もわかってなさそうだけど......
*9:NeruがEDM系のアレンジをする時に使う名義
*10:最初かも
〇〇を好きであるとは
皆さん初めまして。AnotherVision8期のpotter*1*2*3と申します。*4
この記事は、昨日の7期のえっふぃさんの記事*5にもあったように注釈含めても3000字強の短い記事になっています。(読みやすいかは置いておいて)*6
そして、例に漏れずこの記事も他の方々とはテーマが大きく違う個を詰め込んだものとなっているので気楽にお読みいただければと思います。
さて、自己紹介をつらつらと書き連ねていこうと思います。*7
・期:8
・年齢:20
・好きな食べ物:白米、味噌汁
・好きな謎解き公演:W(ダブる)*12
と、こんな感じでしょうか。好きなものについてはあとでもう少しだけ詳しく語るとしましょう。
さて、「〇〇を好きであるとは」とかいう仰々しいタイトルのこの記事ですが、男女間の友情を本題として話していきます。タイトルとはずれていますが思いっきり男女間の友情について書きます*16。もし苦手な方がいらっしゃったらこの後に謎解きがあるわけでもないので気兼ねなくブラウザバックしていってくださいね。
……さて、何かを好きであるというのはどういう感情なのでしょうか。
好きな食べ物というのは美味しいから好きなのであり、好きな謎解き公演というのは自分が得意であったり世界観が気に入ったりするから好きなのである。僕という人間は、齋藤飛鳥さんに「推しが可愛い*17」という感情を持ち、APEXを毎日のように楽しんでプレイすることでしょう。
結局何かを好きであるとは、ある人が自分に合っていると感じているに過ぎないと僕は思います。人によって、好き嫌いが分かれるのも誰かにとっては自分に合っていると感じ、誰かにとっては自分には合わないと感じる、ただそれだけなのです。
では、誰かを好きであるとはどういう感情なのでしょうか。根本は何かを好きであることと同じで自分に合うかどうかという観点が大きいのでしょう。皆さんも使うように、よく誰かを好きであるということについて話すときに「恋愛として」とか「人として」とか「友達として」とか区別することがあると思います。そう区別するのは、視点によって自分に合うという概念の切り取り方が違うのでしょう。(あくまでも自分の考えのみを書いていきます。一般論ではありません。)
・「恋愛として」誰かを好きであるとは
正直言って世に出すのは恥ずかしいのでここで詳しくは書きません。*18*19*20詳しく知りたいよっていうごく少数の方がいらっしゃいましたら、何らかの形でお声かけいただければと思います。*21
・「人として」誰かを好きであるとは
皆さんにとって「人として」好きな人はどういう要素を持っている人でしょうか。
僕は尊敬している人のことを指します。自分にないものを持っている人って尊敬に値しますよね。自分は色々な界隈に少しづつだけ足を踏み入れる人間なので*22、色々な界隈のすごい人を見かけては一体自分にできることって何だろうと病み期に入りかけるのが常なのです。
少しそれましたが、好きな人を「人として」という観点で考えた時同性と異性どちらを多く思い浮かべるでしょうか。
実際にどちらに偏っていたかは置いておいて、男女別に考えた人は少ないのではないでしょうか。人としてですからね。性別なんて関係ないと思います。
・「友達として」誰かを好きであるとは
さて、約1,500文字経ってようやく本題なわけですが、友達として好きな人を挙げるときにどんな人を思い浮かべるでしょうか。割と人として好きを考えていた時と同じ要素があがることが多いんじゃないでしょうか。もちろん、人として好きでないと友達として好きにならないことが多いということも関係するでしょう。
では、友達として一番好きな人を思い浮かべた時に同性と異性どちらを思い浮かべるでしょうか。これは人としてと違って同性を挙げる人が多いのではないでしょうか。そういうお前はどうなんだという話なのですが、僕は少数派の異性をあげる側の人間です。
はい、結論が見えてきましたね。僕の持論は「男女間の友情は
存在しない*23
」です。僕のことを知っている人がこれを読んだら、「お前、女子の*24友達の方が多いだろ」と突っ込むことでしょう。少なくとも「さっき一番を挙げるなら異性だと言っていたじゃないか」と言いたくなるでしょう。事実、僕は女子と仲良くなる方が多いし、男女間の友情は存在しないと考えています。そこに矛盾は存在しないのです。
じゃあ、なぜ男女間で友情が結ばれるのでしょうか。結論は簡単です。男女間に友情が存在しないなら、同性間としての友情が結ばれているのに過ぎないのです。同性間の友情はどのような観点で結ばれているのでしょうか。僕は、話や考え方に寄る部分が大きいと思っています。
やっぱり友達と話が合うとか、共通の趣味があるとかいいですよね。単純かもしれませんが、人の考えを言葉にまとめるとこんなにあっさりとしてしまうものなのかもしれません*25。
僕が女子の友達の方が多いのは、自他共に認められるくらいには考え方が女の子に近い人間だからなのです。恋愛としての項目などから、性自認が女性ではないことなどは推測できると思うのですが、考え方は女の子寄りなのです。女の子と女の子が友達なのは何ら不思議ではないでしょう。僕には、残念なことに何が男性の考え方で、何が女性の考え方なのかはわかりません*26。しかし、少なくとも共感や情緒があるのが女性の考え方ではないのだけは確かです(自分がそうではないのがソース)。
男女の関係は恋愛沙汰によって余計に見えづらくなる部分もあります。だからこそ男女間の友情という話が出てしまい、こんなことを考えてしまうわけですが必要がないのです。友情に(何なら恋愛も)性別なんて関係ないのです。(恋愛なんて関係なく)ただ単に人として仲良くしていきたいですよね。それができないのがまた人間で、ここが人間のいい所の一つなんですけどね…。
2,500字を超える盛大な自己紹介もそろそろ終わりの時間が来たようです*27。最後にまとめを書いてこの記事を締めるとしましょう。
特段深い理由はないくせに(むしろだからこそ)女性に生まれたかった欲求を隠す気もなくおおっぴらに告白するpotterでした。(というか多分中性になりたいのが正しい。性別なんてどうでもいいと思いたい人生でした。)
女の子になれる謎解きその他もろもろお待ちしております。*28
*1:全て小文字なのは仕様です
*2:とはいいつつどんな表記でも気にしません
*3:なんならportalくらいならpotterに空目できます
*4:注釈沢山ありますが、80%はいらないような気がします
*5:AVCC2020のメインビジュアルから組織を考える話 - AnotherVision Countdown Calendar 2020
*6:3000字って短いんですかね
*7:多めに長めに
*8:由来はかのハリポタです。丸眼鏡だけが唯一似ているポイントです。
*9:僕は魔法が使えません
*10:7期のえっふぃさんやぽにょさんのおかげで沼にはまり、楽しい日々を過ごしております。
*11:ぽにょさんの今年の記事はこちらから
あなたは感想謎からの脱出に失敗した!#感想脱出 #AVCC2020 - AnotherVision Countdown Calendar 2020
*13:とにかく可愛い
*15:是非一緒にやりましょう。誘ってください
*16:当サークルの総意ではございません
*17:まじで乃木坂は皆可愛いから一度メンバー紹介(50音順)|乃木坂46公式サイトに入って推しを見つけてほしい
*18:ゲームに一定の理解がある子とか
*19:美味しい味噌汁作れる子とか
*20:こう文章にするのは恥ずかしさしかないですね
*22:中途半端やめたい
*23:成り立たないのではなく
*24:今更ですが僕は男です
*25:語彙力ないだけ
*26:意見があったら教えていただきたい所存
*27:自分で決めてるけど
*28:これができるマーダーミステリーは最高ですね。
AVCC2020のメインビジュアルから組織を考える話
(注意)とても長いです。脚注込みで13000字超えてます。忙しい人は「この記事を書くに至った経緯」「終わりに」の二項目を読めば大体話の筋が分かります。残りは自分の思考整理が9割、テスト勉強が1割です。脚注は謎解きの作品名か、マーダーミステリーの作品名か、ちょっと関連するアドベントカレンダーの記事か、ちょっとしたコメントです。暇な人はぜひリンク先の記事も含めて全部制覇してみてください。
- 自己紹介
- この記事を書くに至った経緯
- お断り
- 前提:そもそも経営学とは
- 出発点:AnotherVisionと、ディレクターと、マネージャーと、制作陣
- 組織とは:組織としての制作陣とコミュニケーション
- リーダーシップ:ディレクター、マネージャーの立ち回り
- 組織風土:クリエイティビティを育む組織とは
- 終わりに
- 参照した資料
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スーパーマーケット
こんな場面に遭遇したことはないでしょうか。
スーパーマーケットにて少しお年を召した店員さんが「袋はどうする?」「レシートはいる?」と親しげにタメ口で接してくる場面に。
今液晶画面を見ている皆さん、こんにちはこんばんは。
AnotherVision8期のRickと申します。
新作の駒場祭持ち帰り謎『アケ_テ』の制作指揮をしていました。
購入はこちらから! *1
今回は物語体験について物語体験が苦手な人が書こうと思っています。
みなさん、「人狼ゲーム」って好きですか?
僕は好きじゃないです。苦手です。
苦手な理由として突然役を振られるのが苦手です。
「あなたは人狼です」「あなたは騎士です」と突然言われてもよくわかりません
だって僕は人狼でも騎士でもありません。
よく謎解き公演で「あなたは勇者です」とか「あなたはこの不思議な世界の住人です」という導入があります。
設定として理解はできるし、謎も解き進めていくこともできます。
しかし気持ちまで動かされるか、と言われるとそうはいきません。
先日、某サイドシアターの新作のビジュアル撮影をするという機会がありました。
その時、他の四人は自分たちが高校時代だという設定に入り込んで「○○と〇〇はお互い気になっていて……」「ここはカップルで……」などと楽しく話したりしてました。
その一方、僕はいくら去年まで高校生だったからとはいえ、今の大学生の自分という実際の設定と高校生という架空の設定のギャップでどうにもこうにもうまく楽しむことが出来ませんでした*2
最近よく聞くマーダーミステリーというものも一度もやったことはないですがあまり合わないだろうなぁと思いつつ友人からは「一生マダミスやらなくていいと思う」とも言われます。*3
なぜ僕が以上のように感じてしまうかというとおそらく僕は任意のゲームとある程度の距離を置いているからだと思います。
距離を置くといってもやる機会を少なくするという意味ではなく、認識としてゲームはゲームだ、と感じているのです。
つまり僕とゲームの間には”これはゲームだ”という距離があるのです。
物語体験が得意な人、好きな人はこの距離を縮めることが出来る人だと思っています。
いくら臨場感のある映画でも、一人称視点のゲームでも、僕は僕がそこにいるという認識はできません。
実際の僕は座って画面を見ているだけです。
よく物語の中に入りこめたという感想を目にしますがそういうふうに楽しめる人をうらやましく思う気持ちもあります。
とはいえこんな僕で物語体験で好きなものはあります。
それはその距離自体も物語として侵食してくるストーリーです。
いわゆるメタ的な物語ですね。
メタ的なストーリーなら突然ストーリーを振られることはありません、なぜなら実際の現在の僕の設定、それこそがその物語上での僕の設定となるからです。
冒頭のスーパーでの話は
実際の僕はスーパーマーケットにいて、スーパーマーケットは無機質な接客をする場という設定だと思っているので
親し気な接し方という店員さんとの間のギャップのある設定を振られるとびっくりしまうのでそういう場面は苦手です、という話でした。*4
文章を書くのが苦手なので雑にまとめてしまいますが、以上が僕なりの物語体験に対する視点です。
僕がなにかをつくるとき、その距離を意識しながら制作しています。*5
変に物語をつけるよりは無機質な物語のないものにしたほうが楽ではあるのでそういうものが多いです。
今回の新作持ち帰り謎の『アケ_テ』も珍しくそこをすごく意識して制作したのでそういうところでも楽しんでもらえたら幸いです。
以下余談
突然ですがオススメのsteamゲームを紹介します!年末年始のお供としていかがでしょうか!
Baba Is You
ハイパーウルトラミラクルおもしろゲームです。これが定価1520円ってバグですか????
簡単に言うとその盤面のルールを組み替えていくパズルゲームです。
思いついたら勝ちなゲームシステムに加えてひとつひとつのLEVELの練度が高すぎる。まじでなんなん?
これには謎解き公演が約200公演詰まっています。
The Witness
まだまだ僕のゲーム経験は浅いですが、このゲームは今後の経験を考えても五本の指には入るゲームだと思います。
このゲームはオープンワールドのパズルゲームです。
このゲームをやりきったあと世界の見え方が変わること間違いなしです。
グラフィックからサウンドまですべてが計算されたパズルゲームです。
One Shot
なにもいいません、ちょっとでもいいなと思ったらリンクからsteamに飛んで買ってすぐにやりましょう。
絶対にネタバレは見ないでください!
かわいいニコと協力してクリアを目指しましょう。
もっと紹介したいゲームはたくさんありますが、これ以上行くと本文よりも長くなってしまいそうなのでこの辺で。僕はいま宇宙旅行をしています。*6
それではみなさん、人生という物語体験をお互いハッピーエンドになるように頑張りましょう!
あなたは感想謎からの脱出に失敗した!#感想脱出 #AVCC2020
こんにちは!7期のぽにょです。
今年もやってまいりました、アドベントカレンダー!この企画大好きです。
今現在、某夢の国に7期のみんなといます!楽しみすぎて投稿忘れてました☆〜(ゝ。∂)
あなびのぽにょ↓↓↓
制作:明治村と駒場祭LINE謎のテキストちょこっと。内部企画も好き。
趣味:最近は、マダザービジョンの一人をしています。マダミお気軽に誘ってください。
今年も題名が長くてすみません。
この文章は、「謎解きの感想って言いにくくない?いろいろぴえんだよね~」という話です。*1
長話を聞きたくない人向けに要約を用意しておきます!*2
え、もう読む価値なくなった?ぴえん。
文体が相変わらず迷子ですが、どうぞ飽きるまでお付き合いいただけましたら幸いです。
さて、感想ツイート、してますか?私は基本してます。
世は情報社会。多くの人がSNSの感想を見て様々なイベントに参加するか決めたりします。謎解きもそのひとつ。みんなの感想が他のお客さんを引き寄せます。(是非AnotherVision制作の謎も解いたら感想ツイートしてください!)
しかし、感想を呟こうとした時、目の前に立ちはだかる大きな弊害が「ネタバレ禁止」。謎解きの大きな特徴で、ほとんどの場合避けられない制約です。それ自体に大きな文句はないのだけれども、【感想】とは本当に相性が悪いなあ、とつくづく思います。
たまに、「この会場に来て知ったことはすべてネタバレです。」とか言われるけど、感想書けないやん。ってなりません?何書けばええんや!!?!??*3
ところで、この文章では、感想に関連して『ネタバレ禁止』によって引き起こされる以下の二つの状況について簡単に書こうと思っています。
① 謎解きの満足感はガチャ
② 肯定的な感想の圧力
【謎解きの満足感はガチャ】
謎解きって好みでない謎解きに出会う確率高めじゃないですか?
他のエンタメと比べても、謎解きをプレイする前に得られる情報はとても限られてませんか? *4メインビジュアルや製作者を含むごく一部の公開情報以外は、ネタバレ禁止で公開しちゃダメ。既にプレイしている人の感想さえもふんわりとした正直陳腐な感想が並びがち。
この本当に限られた情報のみで、実際に解く謎の雰囲気も分からないままやってくるとなれば当然、好きではないと思うものに出会う確率も高まる。当然の結果です。*5
謎解きには、色んな種類があります。ルーム型、ホール型、周遊といった公演体系だけではなく、どこが「面白い」作品なのかは様々です。しかしそれを公開情報からちゃんとくみ取るのは非常に難しいと思っています。
つまり、体験した謎解きが好みであるかは半分運でしかなく、多くの数を体験することで初めて自分の好みに合う謎解きを見つけられるという面があります。
【肯定的な感想の圧力】
ネタバレが厳しく制限されている謎解きにおいて、SNS上など公開された場での感想は制限されています。結果、大抵は、なんとなく認められている「成功/失敗」と「楽しかった」「面白かった」といったふんわりとした感想を共有することになっている気がします。
公演が楽しかった時はそれでも何ら問題ありません。気持ちの赴くまま「楽しかったー!!!」と呟けばいいはず。でも問題なのは「公演が面白くない*6」と思った時。
例えば私が「うーんこれ面白くなかったなあ」と思った時、その時には大抵なんでそう感じたのかの理由があります。どういう謎、演出が自分に合わなかったのかなどなど。でも、それを具体的にツイートすることはなかなかできません、ネタバレに抵触するから。結果「うにゅ...」みたいな感想、頑張って「not for me」くらいしか書けないことになります。えーん。
批判的な感想*7は書きにくい、肯定的な感想は書きやすいんだったら、より肯定的な感想が増えていくし、どんどん批判的な感想は共有しにくくなっていきます。以下循環。
【結果...】
この二つから生み出されてしまう悲しい結果が「自分はその謎あんま好きじゃなかったが、みんな楽しかったと言ってる状況」です。なんて悲しい。自分が楽しめてないのかな、謎解き好きじゃないのかな、そう思ってしまうことも無理ない感じの雰囲気。ぴえんすぎる。
(実際はあんまり存在していないかもしれない)同調圧力みたいなもので摩耗したくないし、誰もしてほしくないな~!というブログでした。それはそうと謎解きの感想書くのって難しいのでまだどうすればいいか分かってないんですけどね!!
さーて、こんなつまらん文章並べて、何が言いたかったかというと、「謎解きはたぶん性質上、肯定的な感想が目に付くから、自分好みじゃなくても社会との乖離を感じて悲しくなりすぎないでいいんじゃない?」ってことですね。謎解き楽しんでいこうな!!おわり!!!
*1:この後ずっと、公演を前提とした書き方をしますが周遊やWeb謎、オンライン公演、なんならマダミにも通じるところがあると思って書いています。
*2:ネタバレ禁止の感想ツイートってふんわりした感想しか書けないから、結果肯定的な感想があふれるけど、ネタバレ禁止の時点で好みでないものを体験する確率が高いのが謎解きなのだし、人気な謎が好みでなかったとして気に病むことはないと思うなあ。、という記事です。
*3:制作側としてはその気持ちすごくわかるんですけどね。
*4:他のエンタメに詳しい方意見聞きたいです
*5:これもネタバレ禁止の性質上か、映画や音楽とかよりもジャンルが細分化されていないので、好きなジャンルとかで選ぶこともなかなか難しかったりもする。
*6:これはあくまで好みでないという意味の主観的な感想を表しています
*7:悪意のない好みとして苦手だった感想を指しています