綺麗好きが真剣に考えた片付けの極意
初めまして、8期のまつかりと申します。
東京大学一年生、謎解き歴は4年くらいです。
うっかり数点差で浪人することになり、予備校の代わりに某ナゾビルで現場の人間をやっていました。製作経験はほとんどなく、今も運営という形で謎解きの世界に関わっています。
ミスコンの印象が強いかもしれないですが怖い人ではありません。よしなに。
さて、アドベントカレンダーも後半戦に差し掛かってまいりました。
つまり今は年末も年末、年の瀬であり波乱の2020年が終わろうとしている時期なわけです。
それすなわち、今は大掃除の時期!
私がこの記事を書いている今も、大掃除が終わらなくてなんとなく床に座り込んで虚無の顔をしている人がいることでしょう。
ということで今日は、汚部屋歴10年だった私が、いつ誰が来ても大丈夫!と言えるまでになった、
「整理整頓の極意」
をお話ししようかと思います。完全にまつかりの趣味です。お片付け大好き。
個人的にこの界隈、というかオタクって汚部屋率高い気がするので.......
さて、いきなりですが、整理整頓において一番大事な概念、それは
「全ての空間にはキャパシティがある」
ということ。
部屋全体、クローゼット、本棚、引き出し、机の上、
どこでも、その空間が抱え切れるモノの量というのは大体決まっているのです。
多くの掃除本、ベストセラーの人生がときめくアレ然り、まずはとにかく
「捨てる」ことを推奨します。
私も同意見です。モノに溢れているきれいな空間はほとんどないです。
個人的に捨てた方がいいモノとしては、
- 買ったけど好みじゃない服。綺麗だから躊躇しちゃうけど絶対着ない。
- なんとなく大事そうなプリントやパンフレットなどの紙類。仕分けめんどくさくて全部残しちゃいがち。
- 読み返してない本。また読みたくなったら買えばいい。
- 使ってないコスメ。もったいないけど多分使わない。
- 可愛くて衝動買いしたけど使ってない文房具。以下同文。
- 便利そうで買ったけど使ってないアイテム。以下同文。
それと、解き終わった持ち帰り謎など「また見返すかも」と思っているモノが厄介です。
経験上、見返すと思って取っておいたモノは大体見返さないし、捨ててしまっても何も不自由しません。
とにかく、過去3ヶ月以内に使った・触った・開いた記憶がないものは大体捨てちゃって大丈夫です。こんなに捨てていいの?と思うくらいがちょうど良い。
まずは「部屋のキャパ」に見合った量だけの物を持つようにしましょう。
意外と本当に生活に必要なモノって多くないことがわかるはずです。
次に、収納する段階でもキャパシティについて考えねばなりません。
本棚に隙間なく本を敷き詰めたり、引き出しにキレーーイに服をつめたり。コスメを色別に綺麗にしまったり。普段だらしない人間が100年に一回くらい謎の几帳面さを発揮する瞬間ですね。
しまったその瞬間は綺麗ですが、後々失敗する収納です。
生きているうちにモノは増えていくので、最初から収納のキャパ100%を埋めてしまったら、もう入るところがなくなって溢れ出すのは当たり前です。
全ての収納は多くても70%くらいを使うようにして、ゆとりを持たせるのが良いでしょう。
最初は綺麗な部屋でも、だんだん片付かなくなって、なんとなく散らかるようになるものです。毎日毎日モノを買ったり貰ったり配られたりして、モノは増えていく一方。
最近部屋が片付きにくいなと思ったら、大体モノがその部屋や収納のキャパシティを超えていることが多いです。
「何かを買ったら何かを捨てる」
流石にここまでしなくても大丈夫ですが、モノが増えたら減らす、ということを意識して、常に部屋や収納をキャパらせないことが綺麗な部屋を保つ秘訣です。
あと、見えない部分に関しては、綺麗にしまうことよりも簡単にしまうことを意識すると良いでしょう。
シャツは畳むのめんどくさいからハンガーに掛けちゃって、靴下は引き出しにぽいっと入れて、使った物も綺麗に並べて収納するより、ペン立てにガサっと立てたりカゴにサッと投げ込む、こうやって沢山楽をすることで綺麗な部屋をキープしやすいです。
そもそも整理整頓なんて面倒臭いことこの上ないので、沢山手を抜いちゃいましょう。こうやって楽をするためにも、ぎちぎちに詰め込んだ収納より、まだまだ空きがあって適当に放り込める隙間がある収納の方が強いのです。
まとめると、
「キャパシティを理解しゆとりを持ってモノを持つべし」
「綺麗な収納より楽な収納」
この二点を意識して、大掃除頑張ってください。