AnotherVision Countdown Calendar 2020

AnotherVisionメンバーによる"Countdown Calendar"を2020年もお届けします

あなたの趣味はなんですか?

この文章は、AVCC2020という企画のために書かれたものです。
adventar.org


僕と同じ12月22日を担当している わかば の記事はこちら。
avcc2020.hatenablog.com

[追記:2020/12/25]
わかばの記事が公開されました!
まーたやってるよ、って感じですね(????)
でも、僕の文章を見て「被ったんだけどー」って言ってたところに、スパイスをどっさりとふりかけて持ってきてくれたので内心ホッとしています。


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こんにちは!こんばんは!
はじめましての方ははじめまして!
AnotherVision 7期の鎌鼬です。


この下に続くのは、僕が「趣味」の話と称しておすすめするコンテンツや気になっているコンテンツを紹介する文章です。本当にそれだけ。みんなに色々知ってもらいたいのです。


ただ、ひとつひとつ説明していくと長くなってしまいますからね……細かい説明は注釈のほうに書いていこうと思います*1。気になるタイトルやらがあったら、ぜひ注釈のほうも覗いてみてください。


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さて皆さん、謎解きゲームって楽しいですよね。
みなさんは謎解きゲームの何が好きですか?


謎が好きですか?いいですよね、謎*2
メタやシンプルさ、導線やヒントやテーマがどうのこうのと話をしたいことは尽きない……のですが、ここはAVCC。謎の話はきっと色んな人がしてくれるんじゃないかと思うので、今回はやめておいて次の話題に移ることにしましょう。



それじゃあ謎以外の点だと……体験要素が好きですか?
普段はありえないような状況を擬似的に体験できるのは謎解きゲームの楽しいことの1つですよね。


そんな体験が好きなあなたに、実はARG*3なんていうジャンルがありまして。
過去に行われたARGの話など、このあたりはよく話題をまとめてくれている詳しい方*4がいるので、興味がある方はTwitterのフォローなどしてみるとよいかも。


さて、最近話題になっているARGというと、Twitterを始めとしたSNS上で展開されている『Project:;COLD』*5が挙げられますでしょうか。きださおりさん*6が関わっているということで謎クラの間でも話題になってたんじゃないかなあと思います。


『Project:;COLD』はVTuber*7のようなキャラクターをテーマにした作品なのですが、VTuber……ひいてはVirtual Being(誤用?)*8の可能性ってまだまだあると思ってるんですよね。
自分の見た目が好きじゃない人、今の人間関係を断ち切って新たなところから始めてみたい人、などなど……が自分の理想的な姿で集える仮想空間、これは「メタバース*9と呼ばれる概念らしいですが、そんな世界でアカウントを変えるような感覚で、見た目ごと自分を切り替えて生活する……そんな世の中も遠くないんじゃないかなあというのが、最近の興味であり、僕の将来の選択肢の1つだったりもしています。


それで、今あるような仮想空間というと、『VRChat』*10や『Cluster』*11という名前を私はよく聞きますね。他にも、そういった技術を活かしたVRライブ*12なんかもちょくちょく聞きますね。あ、VRといってもみんながイメージするような「頭につけるやつ」*13は必須ではなくて、スマホやPCからでも参加できるんですよ!それもまたいいところですね。手軽さは何よりも大事。


それで、VRといえば……ARやMRといった似たような言葉*14が多くあるのはご存知ですか?ARは聞いたことある人が多いかもしれないですね。
例えば……先日、東京タワーで開催されているXR謎解きエンターテイメント『code name:WIZARD』*15に行ってきました。専用のグラスをかけてXR体験を行うのですが、現実世界に映像が重なる感覚と魔法を放つ爽快感はとても楽しかったです!
あるいは立体映像投影の技術でいうと、最近SONYから発売された『ELF-SR1』*16が一部の界隈で盛り上がっていたほか、だいぶ前からプロジェクトが続いている『Gatebox』*17あたりが、僕の気になっているところではありますが……やはりこういうデバイスは安くはありませんね。誰か僕に貢いでほしいです。


あとは、ARでいうと謎解きコンテンツもいくつか作られていまして、例えば自宅で遊べる『ガラパゴスの微振動』*18や、周遊型謎解きでARを楽しめる『#コンパスAR謎解き』*19などがありますね。



あ、そうそう、謎解きの話をしていたのでした。
物語が好きだという人もいますよね。体験要素とも絡んでくる話ではありますが、やはり「自分が実際に問題を解決している」という没入感があるとより物語を楽しめるものです。


物語……というと、自分は「設定の中で人がどう動くか/どんな予想外の展開が起きるか」のあたりを味わうのが好きなのですが、特に映画は2時間前後で完結するので手軽に摂取できて良いですね。サブスク*20さまさまです。


小説を読むのも好きですね。僕はよっぽどな読書家というわけではありませんが、三秋縋*21さんをいつも推しているのをよく知ってくれている人もいるんじゃないかなあと。
あと『数学ガール』シリーズ*22も好きな作品の一つです。『謎解きガール』なんてのを書いてみたいな、なんて思ったり思わなかったり。
それと、最近は周りに影響されてミステリーにも少し手を出し始めています。*23がとても流行りましたね。
マーダーミステリーはTRPG*24人狼*25に似てるなんて言われることがありますが、私は「ハグル」*26というゲームにも似てるんじゃないかなあというのを主張していまして……。
そういえば最近どこかでハグルっぽい謎解きゲームがあったと噂に聞きました。そういった形で広まっていくのはいいことだなあ、うんうん、という気持ちでいっぱいです。



で……えーと、謎解きの話でしたよね。
それでいうと、ゲーム性が好きなんて観点もあるのでしょうか。頭を使ってクリアを目指すこと、それ自体に快感を覚える人も少なくないでしょう。


頭を使う遊びというと、やはりパズルが思い浮かぶでしょうか? ニコリさん*27の作るようなペンシルパズルはもちろん、パズルゲームが好きな人も周りには多いかなあなんて感じます。なんと言っても僕のイチオシのパズルゲームは『Baba Is You』*28ですね!布教記事も書こうと思ってる(有言不実行マン)くらいです、ぜひやってください。


あとあと、ボードゲームも頭を使う遊びの1つとして、謎クラにも好きな人が多いイメージです。ゲームマーケット*29にもいくつかの謎解き制作団体さんが出展してますからね。同じ「アナログゲーム」の括りとして距離が近いのかもしれません。
麻雀やポーカーが弊団体で流行っているのも納得できます。


そうそう、賭け事と言えば『LIAR GAME』*30『カイジ』*31が有名かなあと思いますが、自分はTwitterで紹介してもらった『嘘喰い』*32に今ハマってますね。
もちろん、漫画も人並みには好きですよ。
漫画全体で見れば、最近僕の中でアツいのは『映画大好きポンポさん』*33です。似たような、クリエイターをテーマにした作品あれば教えて下さい~~!



ということで、それこそここまで謎解きゲームを"作る"ことについて触れていなかったのでした。


ただ1つ共通の「謎解きゲームを作る」ことに魅せられた人たちが集う謎解き制作団体……その中に弊団体、AnotherVisionもあるわけで、やはりいろんな趣味の人が揃っています。
謎解きから無理やりと派生させて色々な話をしてきましたが……。謎解きって「総合芸術」や「総合エンタメ」って言われるくらいには色んな要素を含んでいて。
そのどれもが謎解き制作に生きてくるんだろうなとひしひし感じているのが最近の僕です。


みんながどんな物を好んで、どんな物を作るのか見てるのが本当に好きなんですよね。
今だけの趣味かもしれませんが、それでも謎解きやっててよかったなあと、浅くゆるく感じています。


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あなたの趣味は、なんですか?
あなたが見ているのは、どんな世界ですか?
ぜひ、教えてください。少しずつでいいので。



*1:こんな感じに書いていきます。ちょっとここから下を見てみればどんな雰囲気なのかはわかるかなと。

*2:この言葉の使い方にも派閥がありますよね。◯◯は謎じゃない、××を公演で出すな、などなど……。まあ今回はそこらへんに首を突っ込むことはしません。僕は賢明なので。

*3:「Alternate Reality Game」の略で、日本語に訳すと「代替現実ゲーム」らしいです。要は、現実世界を舞台にして行われるゲーム全般を指す……っぽいです。謎解きゲームだけ、というわけではありませんが、やはり謎解き要素を絡めることで"解けた者だけが進める"みたいな点とか、"ミステリーっぽさ"を演出できるので、1要素として謎解きは使われがちかなあなんて、思います。

*4:その方の作成されたTogetterまとめをおいておきますね。下記の『Project:;COLD』あらため「#みやまん謎解き」のまとめもこの方のまとめだったりします。感謝……。
#平成の体験型エンタメを振り返る 第1夜「2015年〜2019年の体験型謎解き」 - Togetter

*5:ストーリーは、SNSを舞台にして仲のいいVTuberグループが奇妙な事件に巻き込まれる……といったもの。動画やTwitterを追って謎を解いたり、時にはこちらから働きかけたりすることで物語が進んでいきます。その盛り上がりは専用のDiscord鯖が建てられるほどで、連日考察が途絶えません。追いかけてみたい方はまずはこちらのまとめから。
#みやまん謎解き の開始に至るまでのツイートまとめ - Togetter

*6:SCRAP所属の製作者さんで、青春をテーマにした『君は明日と消えていった』『さよなら、僕らのマジックアワー』をはじめとし、「こころを動かす物語」を目指した謎解き公演を作ることで有名かなと思います。最近ではオンラインで自宅から物語に参加できる「インサイド・シアター」というシリーズを作られており、新しいことへの挑戦に目がない、SCRAPらしい人の一人というイメージ。

*7:「Virtual Youtuber」の略です。イラストや3Dモデルの身体を持ってYoutubeやその他の媒体で活動をしており、配信者がよくやるようなゲーム実況や雑談、歌ってみた動画などを配信していることが多いです。その活動の中に、ある程度のキャラクター性を生かしてVTuber同士の仲の良さで人気を集める「てぇてぇ文化」というものが存在するのが特徴かなと思っています。主に、企業のオーディションなどで採用されて運営の下で活動している「企業勢」と、個人で活動する「個人勢」にわかれます。活動形態や収入源、目標や動画の雰囲気は本当に人それぞれで、「VTuber」としてひとくくりにして語るのは流石に無理がある気も。

*8:「人間」という意味の英語「Human Being」をもじった単語で、自分としては「仮想的な"ガワ"を持つ人」というイメージで用いていた……のですが、調べてみたところはどうにもはっきりとそういう意味の単語というわけでは無いっぽいです。

*9:要は、アバターで他人と交流できるような仮想空間のことです。ゆくゆくはそれだけでも社会として成り立つことが理想とされているみたいです。

*10:恐らく今ある中では一番人が多いサービスです。この世界の中で色んな人(海外の人もたくさん!)と交流するだけではなく、自分で作った色んなものを自由に世界に持ち込むことができるのも人気な点……なのかな? 詳しくないので適当なこと言っちゃいましたが、Twitterの界隈にはまあまあ人が多いイメージなので興味があれば漁ってみてください。

*11:先述の『VRChat』と比べると、イベント開催の舞台として使われるイメージです。最近ではSAOのイベントに使われたり、こんな状況で集まれない渋谷ハロウィンの代替として使用されたり……なんてのがありました。

*12:例えば2019年のフジロックフェスでそのような試みがあったみたいです。こんな感じ。
5Gでフェスの雰囲気をお届け! フジロックをバーチャル体験できるアプリ | ギズモード・ジャパン

*13:HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と言います。ここで紹介したものを体感するのには必須ではありませんが、VRのゲームを楽しんだり、立体視による臨場感を味わったりしたい方はぜひ買ってみてください。(と、簡単に言えるほど安い値段ではありませんが。)その中では、最近発売された「Oculus Quest 2」が比較的お求めやすい価格かなあと思いますので、興味ある方はどうぞ。PCは必要ありませんよ!
Oculus Quest 2: Our Most Advanced All-in-One VR Headset | Oculus

*14:そこまで分けるか?ってくらい種類があります。自分が聞いたことがあるのは以下に挙げたものたち。
VR:空間ごと作られた仮想世界を、現実かのように体験できる技術。
・AR:現実世界に仮想的なモノや情報を重ねることができる技術。
・MR:基本的にARと同じだが、そこにさらに「相互に影響を与えることができる」や「現実世界と仮想世界をより融合させる」ような特徴がある。(正直、紹介のされ方によって意味はまちまち)
・XR:基本的にこれらの技術の総称。

*15:周遊型謎解きと、MR機器「Magic Leap 1」を用いたミニゲーム風の謎解きがセットになった謎解きゲームです。東京タワーでは3/31まで開催されているほか、小田急百貨店でも12/26~1/21の期間で開催される予定です。運営さんによると、東京タワーの方が人が少なくてゆっくり遊べると思います、とのことでした。詳しくはこちら↓
XR謎解きエンターテインメント 「code name: WIZARD」公式サイト

*16:特殊なディスプレイと、眼の位置を認識してそれに合った映像を見せる技術によって、裸眼でも空間に物があるように映し出せるデバイスです。動画を見るのが早いかも。
youtu.be

*17:卓上に置けるサイズの端末に、小さいサイズの動くキャラクターを投影できる装置です。音声認識機能を用いてスマートスピーカーのような使い方ができますが、やはり他と違うのはキャラクターがそこにいてくれてる感覚が味わえる点。
トップページ - Gatebox

*18:要は持ち帰り謎なわけですが……キーワードは「タイムトラベル」「青春の文化祭」「リアルタイムで7日間」と言ったところでしょうか。これにピンと来る人はこちらへどうぞ。
【公式】ガラパゴスの微振動|体験型ARゲーム

*19:ゲーム『#コンパス』がテーマの、渋谷で遊べる周遊型謎解き。開催期間不明……ですが、公式サイトのカレンダーを見るととりあえずチケットがあるのは1月末までっぽいですかね。詳細はこちらをチェック。
#コンパスAR謎解き | AR謎解きゲーム by Pretia

*20:自分はAmazonPrimeに加入しているのでとりあえずそれだけで済ませていますが……物足りなくなったらNetflixにも手を出すべきなのかなあと考えているところです。アマプラでの僕のおすすめは……『イエスマン』とか『フォレスト・ガンプ』なんてどうでしょうか?

*21:SF的な設定の下で描かれる恋愛模様が素敵な作家さんです。もともとは2ちゃんねる発の作家さんで、今は書き下ろしの小説も何作か出されています。僕のおすすめは『君の話』。ちなみに作者さんの公式サイトでは2ちゃんねるで書かれていた作品が読めるようになっているので物は試しだと思ってぜひ読んでみてください。感想お待ちしております。
げんふうけい

*22:結城浩さんによる小説です。主人公である高校生の「僕」が周りの女の子と数学を教え合う内容で、中学レベルの数学の話から始まったと思ったら最後には大学数学の内容にまで触れてしまう構成がとても妙。疑問に思ってしまいがちな点や、普段は通り過ぎてしまいがちな式の解釈の仕方を丁寧に扱いながら数学の議論を進めていくのが特徴的で、中学や高校の数学で苦手意識を持ってしまった人にも、各巻の最初の1章だけでもぜひ読んでみてもらいたいシリーズです。

*23:といっても、知り合いがおすすめしてくれるのだったり設定が好きそうなのだったりを適当に読んでいる程度なので、有名どころを通ってなかったりしまして。日本のでも海外のでも、おすすめの作品があれば教えて下さい!自分が最近読んだ中でおすすめなのは『七回死んだ男』です。) ああ、ミステリーと言えば!去年から今年にかけてはマーダーミステリー((殺人事件が起きた現場……という設定で、プレイヤーはそれぞれ登場人物になりきって各々の持つ情報を共有しあい、事件の解決あるいは犯人としての事件の隠蔽を目指すゲームです。ブームの発端は諸説ありますが、今日本で親しまれているような形のものは中国で作られたものをだいぶ参考にしているらしいです。

*24:「テーブルトークRPG」の略です。発売されている「ルールブック」に書かれた共通のルールの下にプレイヤーが自分だけのキャラを作り、「シナリオ」と呼ばれる物語のクリアを目指すアナログゲーム。要は「RPGをアナログでやる」ということをイメージしてもらえればわかりやすと思いますが、人が判定やストーリーテラーをすることによってゲームの自由度が猛烈に高いのが特徴的です。

*25:簡単に言ってしまうと、市民(プレイヤー)の中に紛れている人狼を、会話をしながら探すゲーム。人狼を見破る特殊能力を持った人や、場を乱せる人狼の仲間などが存在し、会話をする中で上手く論理を組み立てたりそれを邪魔したり……といった攻防が楽しいです。

*26:ルールは簡単で、数種類のコインと、そのコインの点数についての決まりが書かれた紙がいくつかあるだけ。それをバラバラに参加者に配り、参加者は交渉や交換をすることで情報やコインを手に入れて最終的に最も点数の高い人が勝利する……という、交渉と推理のゲーム。

*27:さまざまなパズルが載った季刊誌『ニコリ』を出版していることで有名な出版社さんです。「数独」という言葉の商標登録をされているというのも、パズル好きな人たちの中では有名な話。

*28:画面上のキャラクターを縦横に動かしてクリアを目指す単純なゲーム……のはずなのですが、このゲームの本質であり最大の特徴であるのが「ルールの書かれたブロックをも動かせる」という点。どんなことが起きてしまうのかは、以下の動画を見ればわかるでしょう。
youtu.be

*29:年に2回、春と秋に東京ビッグサイトで行われる、同人ゲームの即売会。コミケのボードゲームバージョンだと思ってもらえるとわかりやすいかもしれないです。

*30:「このゲームには必勝法がある」のセリフで有名な、騙し合いがテーマの作品ですね。実写のドラマや映画では松田翔太さん演じる主人公のかっこよさも目が離せません。アマプラでは映画2作だけ見れるのですが、ドラマシリーズはどこで見るのが良いですかね?

*31:こちらも藤原竜也さんの演じる実写映画が人気な作品ですね。華麗な騙し合いというよりかは、泥臭い勝負とスキの突き合いが、これまた勝負心をくすぐります。

*32:先に挙げた2作とは毛色が違って、ギャンブラー同士の派手な騙し合い(流血アリ)を描いた漫画です。小手先だけじゃない、どデカイ騙し合いが爽快。

*33:映画製作をテーマにした漫画で、クリエイターたちのどうしようもない熱狂さが描かれた漫画です。これを読んでると色んなものが作りたくなってくる……!なんとここから読めます。ぜひ。
#創作漫画 映画大好きポンポさん - 人間プラモのマンガ - pixiv